“セメタリーレコーズ”主宰。何をやり出すかワカラないベーシスト『藤乃家 舞』が、“ベース”と“声”をテーマに、自らすべての楽器を演奏し、自分の気に入った“声”を持つ人たち(バリ島のシャーマンから浅野忠信まで9人!)と、4年に渡るレコーディングを続け完成!!
1枚のアルバムの中で『ヘヴィーVSポップ』のツアー・コンダクター!
藤乃家 本人と『HACH』とのコラボレーションによる絢爛豪華な見開き中ジャケットも大旅行!!
『 Dobomb Dobomb』では、ハンガリーのシンガー、‘パイース・ミクロシュ’とのコラボレーション。彼はツバ共和国のホーメイ(ホーミー)をマスターしていて、まるでエフェクト音のような“地声”を聴かせてくれる。
『LEAK』はバリ島の言葉で「悪魔が人間に乗り移る儀式」のこと。バリ島のボナ村、夜中の12時、生の死体の横でレコーディングを敢行。‘マスター’は 悪魔が体から抜けると墓地の奥の森に消えてしまった為、その後、消息不明。ちなみに、バリ島のブラック・マジックは、海を越えると効果がなくなるらしい。
『Cosmic Vibration』もバリ島。レストランの美人ウエイトレス‘ダユー’に、主旨を話すと快く引き受けてくれ、その場で歌詞を伝えて営業中にレコーディン グ。のちに、プリンスのオープニング・アクトも勤めたオランダの美人DJ.‘(ア・ハンドレット・パーセント)イシス’にオランダ語でも歌ってもらう。
『Fat Cube』はレニー・クラビッツやサンタナなどのキーボードでもある‘オスカー・デリック・ブラウン’をフューチャー。チェロキー族直系の彼は「俺は風だ」と言っては時々消息不明。
『Horse Who Rose』は「日本語」代表としてピース・ピルの‘浅野忠信’を、またピーター・ガブリエルらとも共演したインドネシアの民族楽器ルバブ奏者‘ジリット’ を、『Wank Dub』、『Nova Dust』、『Moon Cha-Cha』、『Dubbing Magic』、『Son of a LOUD』、では「ジャングリッシュ」代表としてロンドン帰りの‘ショウスケ’を、また、『Komik Bom』では インドネシアと日本のハーフ‘J.J.R.’と前述 の‘オスカー・デリック・ブラウン’をそれぞれフューチャーしている。
【収録曲】
other all instruments(bass, guitar, organ, sampler, drums, perc., fx, vox, etc.), arrangement, programing & all engineering=Mai FUJINOYA